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ゴージとは?|スーツの印象を左右する襟元の重要ポイント
ゴージとは、ジャケットの襟(カラー)とラペルが交わる部分、またはそこから生まれる線を指すスーツの専門用語です。
一見すると小さなディテールですが、ゴージはスーツ全体の印象、特に顔まわりの見え方に大きな影響を与えます。
スーツを「似合うかどうか」ではなく、「どう見られるか」で考えるなら、ゴージは必ず理解しておきたい基礎知識のひとつです。
ゴージの基本的な意味

ゴージとは、ノッチドラペルの場合、
カラー(上襟)とラペル(下襟)が交差する一点、
そしてそこからラペル側へ伸びる線の要素を含めた概念です。
単なる「点」ではなく、
スーツを見る人の視線を誘導する構造的なポイントと考えると理解しやすいでしょう。
ゴージが印象に与える影響
人の視線は、無意識に線を追います。
スーツでは
Vゾーンからラペル、
そしてゴージを通って、
自然と顔へ視線が導かれます。
そのためゴージは、
顔の位置をどう強調するか、
上半身をどう見せるかに直結します。
わずかな違いでも
・シャープに見える
・落ち着いて見える
・クラシックに見える
といった印象差が生まれます。
ゴージ高とは何か

ゴージについて語られる際、
「ゴージ高」という言葉が使われることがあります。
これは
ゴージ位置がどの高さにあるか
を表す表現です。
一般的には
・高いゴージ → 現代的、軽快
・低いゴージ → 落ち着き、クラシック
と説明されることが多いですが、
これはあくまで傾向にすぎません。
ゴージ高だけでスーツの良し悪しが決まることはありません。
ゴージラインという考え方

ゴージは位置だけでなく、
ゴージラインと呼ばれる「線」としても捉えられます。
このラインの
・角度
・流れ
・顔への向かい方
によって、
同じゴージ高でも印象は変わります。
ゴージを点だけで理解すると、
スーツの設計を誤りやすくなります。
ゴージは流行で決めるものではない
「今はゴージが高いほうがいい」
「低いほうがクラシックで格好いい」
こうした言い方をされることがあります。
しかしゴージは、
流行を追うための装飾ではありません。
着る人の
・年齢
・立場
・相手との関係性
こうした要素と噛み合ってこそ、
初めて意味を持ちます。
トラスティーレの考え方
トラスティーレでは、
ゴージを「流行」や「数値」で決めることはありません。
重視するのは
・誰に会うのか
・どんな印象を残したいのか
・その人の現在地はどこか
ゴージは、
その人の言葉より先に伝わる
非言語のメッセージだからです。
ゴージの位置やラインは、
主張を強めるためではなく、
信頼を損なわないために設計されるべきだと考えています。
まとめ|ゴージは印象設計の起点となる用語
・ゴージは襟とラペルが交わる重要なポイント
・点ではなく「線」として理解することが大切
・高さや流行だけで判断しない
・印象設計の起点となる専門用語
ゴージを正しく理解することは、
スーツを「着るもの」から
「相手に伝えるもの」へ引き上げるための基礎知識です。
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